ジェンダー平等のためのキャンペーン:HeForShe

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「私はみなさんを一歩前へと誘います。声をあげるために。そして、みなさんが"私でなければ―誰が?" "今でなければ―いつ?" と問いかけられるように。」

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「ジェンダー」とは?

ジェンダーとは、ある時代のある社会が、そこに所属する男性・女性にとって「ふさわしい」とする役割、行動、性質など、生物学的な性差に付加された社会的・文化的な性差のことです。ジェンダー平等への取組みは、かつては、女性だけによる女性のための取り組みとして認識されていました。しかし、最近では、女性や女児が直面する不平等や差別に対して、女性以外の人々も立ち上がり始めています。


HeForSheとは?

HeForSheは、UN Womenによる、ジェンダー平等のための連帯キャンペーンです。世界中のすべての人がジェンダー平等の実現のために参加し、変革の主体となれるよう、体系的なアプローチとそのためのプラットフォームを提供しています。

2014年9月20日に潘基文国連事務総長(当時)とエマ・ワトソンUN Women親善大使により発表されて以来、各国首脳やCEO、世界的な有名人、そしてあらゆる階層の人々を含む世界中のたくさんの賛同者がHeForSheに署名しました。2017年2月現在、世界中で120万人以上(日本では3,700人以上)がHeForSheキャンペーンに署名しています。HeForSheへの署名方法はこちら

当初、HeForSheは、世界中で女性たちが直面する根強い不平等を終わらせるために、10億人の男性および男児を動かし、ジェンダー平等への変革の主体となってもらうことを企図していました。

2016年1月、HeForSheキャンペーンはリニューアルされました。このリニューアルでは、すべての人の参加とジェンダー平等に向けた多様な取り組みを求める声に応じ、HeForSheキャンペーンにすべての人が署名、参加できるようになったのです。ありのままの自分を自分の表現したい方法で署名できるようになりました。

また、署名時に、自分の国のジェンダー平等に関する課題について投票できる機能も取り入れられました。教育、健康、アイデンティティ、仕事、暴力、政治などの重要課題に対しユーザーが重要だと思う項目の投票結果は、インパクト・マップという形で表現されます。ジェンダー平等達成のための重要課題が何かをデータを元に集計結果として示すことで、政府・企業・大学・個人が資源、資金を有効に活用できる手助けとなります。


IMPACT 10x10x10 (インパクト・テン・バイ・テン・バイ・テン)

IMPACT 10x10x10は、各国首脳10名、世界的企業のCEO10名、そして大学学長10名をインパクト・チャンピオンとして選び、トップからジェンダー平等に向けて変革を促すことを目指して2015年に立ち上げられたプログラムです。これら10の政府、企業、大学の指導者は、高い倫理感、公的なサービスの卓越性、世界規模の活動、変革推進のために自らの影響力を行使する意志などが評価されて選出されています。インパクト・チャンピオンは、国政・企業・大学レベルにおいて、ジェンダー平等を各組織の優先課題とし、大胆かつ革新的な3つのコミットメントを策定し、組織の内外で真の変革に取り組んでいます。

日本の安倍晋三内閣総理大臣、そして名古屋大学の松尾清一総長も、インパクト・チャンピオンの1人です。二人のコミットメントの詳細はこちら


メッセージ

ジェンダー平等への取り組みは、かつては女性だけによる女性のための取り組みとして認識されていました。しかし、近年、ジェンダー平等は女性の問題というだけでなく、人権の問題として捉えられ始めています。私たちの力強い声が届けば、世界を変えることができます。変革の時は今です。ジェンダー平等な世界をつくるために団結し、共に行動しましょう。HeForSheはジェンダー平等についてただ議論するだけではありません。支持者が団結し、言葉を広め、実践的な行動によって世界を変えるよう動員することで、ジェンダー平等を実現するのです。