2017年国際女性デー(3月8日)

Photo: World Bank/Arne Hoel

2017年の国際女性デーのテーマはWomen in the Changing World of Work: Planet 50:50 by 2030(変化する仕事の世界における女性た:2030年までにプラネット50:50を実現しようです。

仕事の世界は、女性に重大な影響をもたらしながら変化しています。グローバリゼーションと技術・デジタル革命は様々な機会をもたらす一方、雇用のインフォーマル化の拡がりや、不安定な生計および収入、新しい財政・貿易政策、そして環境的影響などの課題は、すべて女性の経済的エンパワーメントの観点から取り組む必要があります。

2015年、世界の首脳たちは持続可能な開発目標(SDGs)を採択し、ジェンダー平等とすべての女性と女児のエンパワーメントを、持続可能な開発のための2030アジェンダの中心に据えました。貧困の撲滅、包摂的かつ持続可能な経済成長の推進、国内および国家間における不平等の是正、そしてジェンダー平等の達成とすべての女性と女児のエンパワーメントといったこれらの目標の達成は、仕事の世界における女性たちの潜在能力をフルに解放することにかかっています。

変化する仕事の世界において、女性の経済的エンパワーメントを保証する鍵となる方策には以下の取り組みが含まれなければなりません:世界平均で24%におよぶ、ジェンダーに基づく賃金格差を是正すること;女性による無償のケア労働および無償の家事労働の問題を認識し、ケア労働におけるジェンダー不平等を是正すること;リーダーシップ、起業、そして社会保障へのアクセスにおけるジェンダー格差を是正すること;雇用創出、貧困削減、そして持続的かつ包摂的な成長に繫がるジェンダーに配慮した経済政策を保障すること。

また、政策は、インフォーマル経済における就労の圧倒的多数を占める女性たちに配慮し、革新的な技術と実践、ディーセント・ワーク、そして気候変動に強じんな職業への女性のアクセスを促進し、職場における暴力から女性を守らなくてはなりません。

国際女性デーの日、UN Womenは、2030年までにプラネット50:50を実現するためにジェンダー平等を加速するよう、全てのアクターに呼びかけます。

また、UN Women日本事務所は、文京区、PwC Japanグループ、ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス株式会社の共催により、国際女性デーを記念としたイベント「HeForSheセミナー イノベーションが変える未来の仕事~マインドセットが変える私たちの生き方・働き方~」を開催いたします。詳細および申し込みはこちら

国際女性デー(IWD)とは

国連は、1975年の国際婦人年において、3月8日を国際女性デー(IWD)として定めました。そして2年後の1977年12月、国連総会は、加盟国がそれぞれの歴史と伝統に応じて、1年のうち1日を女性の権利及び国際平和のための国連の日と宣言できる決議を採択しました。

国際女性デーは、20世紀への変わり目に、北アメリカおよびヨーロッパ各地での労働運動から始まりました。このような初期の時代から、国際女性デーは、先進国及び途上国ともに、女性のための新しいグローバルな姿をとりあげてきました。この成長し続ける国際的女性運動は、4つの世界的な国連の女性会議によって強化されています。 そして、女性の権利、及び政治・経済活動の場への女性参画をサポートする結集の場を記念する国際女性デーを支援しています。

国際女性デーは、これまでの前進を振り返り、変革を呼びかけ、国や社会の歴史上すばらしい役割を果たした一般の女性たちの勇気と決断を称える日です。