2015年G7エルマウ・サミット

2015年6月7日および8日に独・エルマウで開催されたG7サミットにおいて、女性の能力強化が取り上げられました。サミットの首脳宣言でも、女性のエンパワーメント原則(WEPs)が言及されています。

G7エルマウ・サミット概要

・日程:2015年6月7、8日

・出席者:

日本:安倍総理、ドイツ:メルケル首相(議長)、イタリア:レンツィ首相、カナダ:ハーパー首相、フランス:オランド大統領、アメリカ:オバマ大統領、イギリス:キャメロン首相、EU:トゥスク欧州理事会議長及びユンカー欧州委員会委員長


2015 G7エルマウ・サミット首脳宣言(外務省HPより抜粋、仮訳) 

【女性の経済的な能力強化】

女性の経済的な参画は貧困と不平等を削減し,成長を促進し,全ての人々に恩恵を与える。しかし女性は,しばしば,経済的な潜在力を阻害し,開発投資を妨げ,彼女らの人権侵害を構成する差別に直面する。我々は,差別,セクシャル・ハラスメント,女性と女児に対する暴力及び女性の経済的な参画に対するその他の文化的・社会的・経済的・法的な障壁を克服するため,開発途上国や我々の国内のパートナーを支援する。

我々は,働きがいのある人間らしい仕事に関連する技術を,特に公式・非公式な学習による職業技術教育・訓練(TVET)を通じて身につけていることが,複数の差別の要因に直面する者(例:障害のある女性と女児)を含めた女性と女児の経済的な能力強化のため,また彼女らの雇用と起業の機会改善のための鍵であることを認識する。我々は,2030年までにG7の措置を通じて,開発途上国において職業教育・訓練を受けた女性と女児の数を(対策をとらない場合と比べて)3分の1増やすことにコミットする。我々はまた, G7諸国の中での女性と女児に対する職業技術教育と訓練の増加に取り組む。

我々は,質の高い仕事への女性のアクセスを強化するため,また,我々の国々における性別による労働力参加の格差を,それぞれの国の状況を考慮しつつ2025年までに25%削減するために,育児休暇及び保育へのアクセスを含め,男女共に家庭生活と仕事のバランスをとることを可能にするための枠組みを改善することを含めた行動を引き続きとる。民間部門も,女性がより有意義な形で経済活動に参加することが可能な環境を創り出す上で極めて重要な役割を有している。我々はしたがって,国連女性のエンパワーメント原則を支持し,世界中の企業に対して,その活動に女性を組み込むよう要請する。我々は,女性に関する新たなG7作業部会を通じた取組で連携する。

全文はこちら(http://www.mofa.go.jp/mofaj/ecm/ec/page4_001244.html