UN Womenが株式会社 資生堂と契約締結

国内におけるジェンダー平等推進に関する初の連携プロジェクトを実施

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shiseido un women


UN Women (ジェンダー平等と女性のエンパワーメントのための国連機関)(本部:ニューヨーク、プムズィレ・ムランボ=ヌクカ国連事務次長およびUN Women事務局長)は、株式会社資生堂(本社:東京、代表取締役 執行役員社長兼 CEO魚谷 雅彦)と、国内におけるジェンダー平等を推進するプロジェクトに関する契約を締結しました。本連携は、ジェンダー平等と女性のエンパワーメントにグローバルに取り組むUN Women と、女性の活躍を積極的に推進している資生堂との目標が一致したことから実現しました。

資生堂は、ダイバーシティ(多様性)を重視した経営に注力し、中でも女性活躍を積極的に推進しています。2010年にはUN Womenと国連グローバルコンパクトが作成した「女性のエンパワーメント原則WEPsにいち早く署名し、2013年には「第1回WEPsリーダーシップ大賞」にて優秀賞を受賞するなど、国際的にも高い評価を得ています。

本連携に基づき、資生堂は、若年層を中心としたジェンダー平等啓発ワークショップの実施や、HeForSheイニシアチブの推進を通して、日本国内からジェンダー平等を推進していくリーダーとして活動していきます。


プロジェクト概要

若年層に向けたジェンダー平等啓発プログラムの構築・展開

ジェンダー平等と女性のエンパワーメントには、女性だけではなく、協力者としての男性の参画が不可欠であるという考えに基づき、今後の日本社会の変革を担う若年層を中心にジェンダー問題を自分事として認識してもらい、ジェンダー平等の意識を高める啓発プログラムを構築、提携する大学や高等学校にて実施。ジェンダー平等が実現し人々が多様に活躍できる社会に向けた行動を、自分自身で考えて発信する機会を創出。

社内外でのHeForSheの推進

若年層向けのイベント共催などを通じHeForSheイニシアチブの浸透を促進。併せて資生堂専用のHeForShe Advocateサイトの立ち上げなど、社内での普及を通じて、女性活躍推進を実現する上で大きな壁となっているジェンダー平等に関する意識について真剣に向き合う機会を創出。

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株式会社資生堂とは

1872年に創業。「美しい生活文化の創造」という企業理念のもと、現在世界約120カ国で事業を展開し、主に化粧品、トイレタリー、食品医薬品などの製造販売を行っています。1990年以降、法律に先駆けて、育児休業・育児時間などの社内制度を整備してきたほか、事業所内保育施設の設置をするなど、仕事と育児・介護の両立支援体制を充実・強化しています。 

本件に関するお問い合わせ先

UN Women日本事務所(http://japan.unwomen.org/ja)TEL: 03-6801-8511結城まで