国際女性デー

2019年国際女性デー『平等に考え、聡明に構築し、変化のための革新を』

3月8日の国際女性デーに日本で開催された活動をお知らせいたします。

日付: 2019年3月11日

38日は国連の定める国際女性デーです。毎年、国際女性デーには国連の定めるその年のテーマがあり、今年は『平等に考え、聡明に構築し、変化のための革新を』というテーマのもと、世界中で様々なイベントが催されました。以下は、日本で催されたイベントの報告ですのでご覧ください。

 

 

打鐘セレモニー『Ring the Bell for Gender Equality

~ジェンダー平等を願い打鐘~

 

毎年世界の取引所で女性の活躍を願い、打鐘セレモニー(Ring the Bell for Gender Equality)が開催されており、昨年はJPXを含む65取引所が参加しました。

今年も国際女性デーを記念し、国連グローバルコンパクト、Woman in ETFWFE(世界取引所連合)、UN WomenSSEイニシアティブ、IFC(国際金融公社)と日本取引所グループによる「打鐘セレモニー『Ring the Bell for Gender Equality』」が東京証券取引所にて開催されました。打鐘セレモニー5年目をむかえる今年、打鐘セレモニーに加えて、上場会社、投資家を交えたシンポジウム「国際女性デー(International Women’s Day)シンポジウム」が開催され、UN Women日本事務所長の石川雅恵が開会挨拶を行い、ジェンダー平等 と 女性のエンパワーメント の達成に向けて、金融セクターが果たす役割への期待を述べました。

 

“国際女性デーのテーマ実現に向けて金融業界の皆さまができることは多くあります。[...]できるところから始めましょう。取り組みを公表することによってESG投資のSを示す“社会の部分において、女性の働きやすい職場ができ、女性の経済活動への参加がますます容易になることで、女性のエンパワーメントに寄与すると信じております。こんなに良いことはありません。”

 

打鐘セレモニーでは特別ゲストとして女性活躍担当副大臣中根一幸が来賓挨拶を行いました。打鍾セレモニー後のシンポジウムではジェンダー平等の先進企業4社と投資家によるパネルディスカッションが行われ、ジェンダーの観点における現在の企業の在り方と、今後企業のあるべき姿に関する議論が繰り広げられました。

 

 

シンポジウム「女性が『自分らしく』生き生きと暮らすために

~家事・育児・介護等の役割分担を見直す

 

UN Women日本事務所長の石川雅恵より、UN Womenの取り組みについてお話をしました。(Photo: UN Women Japan

 

国際女性デーを記念したシンポジウム「女性が『自分らしく』生き生きと暮らすために~家事・育児・介護等の役割分担を見直す~」UN Women日本事務所と文京区の共催で開かれました。文京区とは毎年国際女性デーを記念したイベントを開催しています。

 

開会挨拶では、成澤廣修文京区長から文京区が先駆けとなりこれからも男女平等の社会を作っていきたいという力強いお言葉を頂き、第一部ではジャーナリストの治部れんげ氏から家事、育児、介護等の無償ケア労働での男性と女性の役割分担についての日本の現状を学びました。さらにUN Women日本事務所長の石川雅恵より、UN Womenの取り組みについてお話ししました。

 

第二部では、治部氏のファシリテーションで、成澤廣修文京区長と石川雅恵所長がパネルディスカッションを行いました。HeForSheSDGsの取り組みの話から、家庭や企業における男女の役割分担の話まで取り上げました。成澤区長と石川所長は「男性も女性も意識を変えることが大事。おかしいと思ったことには声を上げて、『こうあるべきだ』から解放されるために、見えない壁を壊しみんなが納得できる社会を作りましょう」と呼びかけました

 

株式会社ポーラ、銀座蔦屋書店、ハフポスト日本版が開催する「Bloom a life 自分の色を見つけよう

 

  

銀座 蔦屋書店を運営するCCCメディアハウス、ハフポスト日本版、株式会社ポーラの3社が共催するイベント「Bloom a life 自分の色を見つけよう」が行われ、UN Women日本事務所長の石川雅恵が登壇しました。

 

ハフポスト日本版編集長の竹下隆一郎氏がファシリテーターを務める中UN Women日本事務所長の石川雅恵は株式会社ポーラ代表取締役社長の横手喜一氏との対談を行いました石川所長は、UN Womenの紹介のほか、国際女性デーの歴史について言及し、ジェンダー平等女性のエンパワーメントの達成に向けての動きを加速させる日が国際女性デーであると述べました。また、今年のテーマである技術革新やイノベーションがジェンダー平等と女性のエンパワーメント達成のために果たす役割について紹介しました

 

株式会社ポーラの取り組みに対して、石川所長は「経済的エンパワーメントは、あるひとつの危機管理になります」とコメントを述べ、自身の経験を踏まえながら、女性の経済的エンパワーメントの重要性について語りました。「自分で自分の生活を支えることができるのはとても大事なことです。」

 

そのほか、今年の国際女性デーのテーマである「平等に考え、聡明に構築し、変化のための革新を」起こすには、経営者や企業がどのように取り組めば良いか意見を交わし、面―つまり、一人ひとりではなく、組織―で変わることの大切さについて確認しました。「(点ではなく)面で変われば、女性への重圧が軽くなるのではないでしょうか」

 

(Photo credit: UN Women Japan)