平等を目指す全ての世代: 女性の権利を考えよう

背景|平等を目指す全ての世代フォーラム|参加方法ロゴ利用規定・申請

背景

全ての人が平等な権利と機会を与えられる世界を想像してみてください。女性や少女は夜に自由に外を歩くことができ、男性や少年は抑圧的な「男らしさ」という概念に囚われない世界。男性も女性も、同等に価値が認められる仕事に就き、平等な賃金をもらい、そして、家事・育児・介護などのケアワークも男女が分担する、そんな世界。

政治家、企業の役員、工場における男女の平等を想像してみてください。村から大都市に至るまで、自分自身の生活・身体・信条・環境に関わる物事を決めるとき、女性が男性と平等な発言権を持っている世界を想像してください。この世界ではジェンダー平等は当たり前のように実現しています。(ジェンダー平等が実現した理想の国 Equiterra にようこそ![抄訳: 国連ウィメン日本協会])

北京行動綱領の採択25周年、持続可能な開発目標の達成に向けた実施5周年、国連安保理決議1325号の採択20周年、そしてUN Women設立10周年、 UN Women日本事務所設立から5周年と、重要な節目の年であった2020年に「Generation Equality(#平等を目指す全ての世代)」キャンペーンを立ち上げました。このキャンペーンを通して、年齢や国籍、ジェンダーに関わらず、世代を超えて全ての人々が手を取りあい、あらゆる方面で平等な社会を実現をその世界を現実のものとしませんか。

 

(平等を目指す全ての世代アートワークはこちら)

 

平等を目指す全ての世代(Generation Equality)フォーラム

平等を目指す全ての世代フォーラムとは、UN Women(国連女性機関)がメキシコ・フランス政府と共催し、ジェンダー平等に向けた動きを前進・加速させるために開催する国際会合です

1回目のメキシコフォーラムはメキシコシティにて2021年3月29日~31日までの3日間に渡り開催され、全世界に配信されました。日本政府を始め各国政府代表、市民社会代表、企業、フェミニスト団体や個人など1万人近くが参加し、それぞれの立場から新たな約束が発表され、大盛況のフォーラムとなりました。

 

 

そして、2回目となるパリフォーラムが2021630日~72日に開催されました。ジェンダー平等へ向けて、 具体的かつ持続可能なコミットメントを行使するため、 各国首脳や政府、国際機関、市民社会、青年、民間企業、活動家が世界中から集い合い、オンラインでも中継され大盛況のフォーラムとなりました。平等へ向けて更に一歩踏み出し、平等という恒久的な財産を後世に残すために重要な歴史的瞬間となりました。

Act For Equal 紹介ビデオを見る

 


 

行動連合(Action Coalitions)

このハイレベル国際会議を機に、ジェンダー平等実現へ向けて具体的な行動を起こすため、UN Womenは6つのテーマ別の行動連合(Action Coalition)を立ち上げました。これらはジェンダー平等に向けたグローバルな設計図となり、これらを元に政府や民間企業、NGOや若者が率いる団体が連帯し、公約を実行に移していきます。

 1. ジェンダーに基づく暴力

この行動連合には日本政府もメンバーとして参加 しています。

UN Women (国連女性機関) のデータによると、2019年の1年間に、15~49歳の女性のうち世界中で2億千万人以上が親しいパートナーから性的または身体的暴力を受けたと報告されています。女性に対する暴力はCOVID-19によって悪化しているのが現状で、パートナーをもつ女性のうち、6人に1人が自粛期間中に暴力を受けていたと言われています。

コロナ禍における家庭内暴力の増加は日本も例外ではなく、家庭が必ずしも女性にとって安全な場所とは限りません。

こうしたコロナ禍での暴力根絶のためには、1) 緊急かつ柔軟に対応できる支援金を調達すること、2) 社会福祉や保健サービスを支援すること、3) 被害者支援を充実させることが急務です。

 2. 経済的正義と権利

コロナにより職を失う確率は、女性は男性に比べて24%も高く、さらに、収入が減る可能性は50%も高いとの研究結果があります。そしてコロナ禍によって新たに4700万人の女性が絶対的貧困状態に陥るといわれています。 

不公平に女性や女の子たちにケアワークを負わせる根源となっている社会規範や構造そのものにメスを入れていく必要があります。

 3. からだの自己決定権および性と生殖に関する健康と権利

結婚をしている女性や女の子たちのうち45%が自身の性と生殖に関わる権利と健康に関する自己決定権がないと言われています。しかし、本来あなたのからだは誰にも支配されることなく、あなた自身がコントロール出来るべきです。

こうした権利向上のため、1) 性教育の充実、2) 誰でもアクセス可能な質の高い中絶や避妊選択肢の提供、3) 女性のからだの自己決定権を啓蒙する草の根活動やフェミニスト団体の強化などが求められています。

 4. 気候正義のためのフェミニスト的行動

 国会における女性比率が10%上昇すると国民一人当たりの二酸化炭素放出量が0.24下がると言われており、平等のために行動することは、地球のために行動することを意味します。

しかし環境に関する慈善活動のうち、女性の環境活動家や団体に充てられているのはわずか3%にとどまります。

先住民土地権や借地借家権の保証などを通じて、女性や女の子たちの気候変動や災害リスクに対する強靭性を確立することなどが公約の例として掲げられています。

 5. ジェンダー平等のための技術と革新

現在4億3300万人の女性がインターネットへのアクセスがないと言われており、世界的に見て男性に比べてアクセス権が10%も低いのが現状です。女性や女の子たちを排除してしまうことのないよう、リーズナブルでアクセスしやすく、持続可能な技術インフラの整備に投資する必要があります。

 6. フェミニズム運動とリーダーシップ これらの事実を知っていましたか?:
  • 2020年時点でアジア太平洋地域の国々の女性国会議員の数はわずか20%にとどまっており、世界平均の25%よりも少ない。
  • 2018年のデータによると、世界的に見て行政職員のうち45%は女性であるが、意思決定権を持つ女性職員は34%にとどまる。
  • OECD/DACの開発援助のうち、ジェンダー平等や女性のエンパワーメントに取り組む団体に充てられるのは1%以下。

人口の50%を占める女性は50%の権限を持つべきです。

 

 

 

 

 

平等を目指す全ての世代に参加しましょう!

SNS上で #平等を目指す全ての世代 #GenerationEqualityハッシュタグを使い、あなたのジェンダー平等への取り組みや目標をシェアする

 

 

ロゴ利用規定・申請ページ

このキャンペーンの趣旨に賛同してくださる方(または団体)は、各種啓発活動のためにGeneration Equalityのロゴをご利用頂くことができます。
利用を希望される場合は、以下の手順で申請をお願いいたします。

1. Generation Equalityに関するロゴ利用規定(こちら)をご覧ください。
※当文書は仮訳であり、正文は英文とします。


2. 上記の利用規定にご賛同頂ける場合には、申請ページ(こちら(英文))へアクセスし、必要事項を記入してください。
(※申請ページは英文ですが、記入事項の日本語訳と記入方法はこちらでご確認頂けます。)