福嶌香代子UN Women日本事務所長がパネリストとして登壇しました

上智大学「国際協力、国際機関への道」プログラム

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「国際協力の次世代を担う若者へのメッセージ」の様子 Photo: 上智大学

3月29日(火)に、上智大学が高校生を対象として行った、将来国際協力に携わるための道筋を紹介するイベントのパネルディスカッションに、福嶌香代子UN Women日本事務所長が参加しました。

第一部では、藤村正之教授(学務担当副学長 総合人間科学部社会学科)の開会の挨拶に続き、曄道佳明教授(国際協力人材センター長 理工学部機能創造理工学科)が「本学のグローバル教養教育と国際協力・国際機関への道の紹介」と題し、上智大学が国際協力、国際機関への道を体系的に整備するために行っている学外機関との連携や、国際協力の構造を多面的に理解する教育プログラムの紹介を行いました。

その後のパネルディスカッションでは、モデレーターとして廣里恭史氏(グローバル教育センター長 総合グローバル学部グローバル学科)、パネリストとして蓮見尚洋氏(独立行政法人国際協力機構 企画部業務企画第1課)岩附由香氏(特定非営利活動法人ACE代表)そして福嶌香代子(UN Women日本事務所長)が登壇し、「国際協力の次世代を担う若者へのメッセージ」をテーマに活発な意見交換が行われました。

福嶌香代子日本事務所長 Photo:上智大学

福嶌所長は、UN Womenの活動と現状の課題について説明するとともに、自身の大学進学のあたっての動機・期待や、大学時代の勉強・課外活動と現在の仕事との相関性に触れ、将来国際協力の分野に携わろうと志す生徒たちにエールを送りました。

当日は、高校生およびその保護者750名が参加し、参加者からは「大学生になってから学べばいいと思っていた、国際協力の事情等を今日知ることができ、私の視界から雲が消えたように将来の目標を明確にしてくれた」「この様な方向を目指す、興味を持つ高校生のために様々な知識や考えを理解しやすくかつ具体的な例も挙げていて、とても良い機会となった」とのコメントが届いています。

第二部では、国連等での研修プログラムに参加した在学生の体験談を紹介するパネルディスカッションや、国際協力に関連する分野の模擬授業が行われました。