福嶌香代子UN Women日本事務所長が、法政大学法学部「国際機構論」のクラスで講義

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12月6日(火)に、法政大学法学部国際政治学科の「国際機構論」のクラスにおいて、福嶌香代子UN Women日本事務所長がゲストスピーカーとして講義を行いました。

同大学の弓削昭子教授(元国連開発計画(UNDP)駐日代表・総裁特別顧問)が担当する「国際機構論」のクラスでは、春学期には国際機構の定義、役割、種類、機能、国連組織、総会、安保理などについて履修し、秋学期はUN Womenをはじめとする様々な国連機関の役割と活動について取り上げています。

講義では、弓削教授の挨拶、受講生による講師紹介の後、福嶌所長よりUN Women設立の経緯、役割や指針とする国際的な規範およびイニシアティブ、持続可能な開発目標(SDGs)とジェンダーについて説明を行い、UN Womenの役割及び5つの優先的活動領域を含む活動について話しました。また、エマ・ワトソンUN Women親善大使のスピーチで有名なHeForSheキャンペーンなどのジェンダー平等への取り組みを紹介し、ジェンダー平等について考え、行動することを呼びかけました。

講義の後、沢山の受講者から質問があり、活発な意見交換が行われました。男子学生も積極的に手を挙げて質問する姿が印象的でした。

受講した学生の皆様からは、下記のような感想をいただきました。

・普段聞くことのできない貴重なお話を聞けて良かった

・ジェンダーの話をこんなにじっくりと聞く機会が今までなかったので興味深かった(男子学生)

・ジェンダー平等は男性の視点からは問題意識を持ちにくいので、今回の講義は非常にためになった(男子学生)

・UN Womenの活動の目的や対象、具体的な取り組みを知ることができて良かった

・ジェンダー問題に関する多角さと国や地域によって異なる問題があることがわかった

・ジェンダー平等に向けて女性に働きかけるだけでなく、男性の意識改革が必要なのだと感じた

・自分が変えていかなくてはならないという意識を持ち続けていきたいと思う(男子学生)

・男女平等って何なのか考えさせられた

・HeForSheの取組は今日初めて知ったので是非署名したい

・HeForSheキャンペーンを周りの友達にもっと広めていけたらよいと思った

Photo:法政大学