日本事務所について

UN Women日本事務所は、UN Womenの世界各地に展開している4つのリエゾンオフィスのうちの1つであり、アジア地域で唯一のリエゾンオフィスです。

リエゾンオフィスとは、UN Womenが主要な地域機関や国連加盟国と、ジェンダー平等や女性のエンパワーメントのための政策対話や政策提言、資源動員の貢献などにおいて体系的に連携ができるよう設置したものです。

2013年9月、安倍総理大臣は、第68回国連総会の一般討論演説において、「女性が輝く社会」に向けたイニシアティブを打ち出し、日本がUN Womenの活動を尊重し、有力貢献国の一つとして、誇りある存在になることを目指し、関係国際機関と連携を図ることを表明しました。

UN Women日本事務所開所式にて:成澤廣修文京区長(左)、プムズィレ・ムランボ=ヌクカUN Women事務局長(中央)、安倍晋三内閣総理大臣(右)

2014年3月、ムランボ=ヌクカUN Women事務局長(国連事務次長)が来日。男女平等や女性支援に関する先駆的な施策を展開してきた実績を理由に文京区長を訪ね、意見交換を行いました。

同年9月に、東京において「女性が輝く社会に向けた国際シンポジウム」(WAW! Tokyo 2014)が開催された際には、再度UN Women事務局長が訪日し、日本の様々な指導者と意見交換を行いました。

このように日本とUN Womenの絆が深まる中で、2015年4月、東京都文京区の文京シビックセンター内にUN Women日本事務所が開設されることとなりました。

同事務所は、日本の政府、議員、企業、学術界、市民団体・女性関連団体、メディアなど、様々な方々と協働してパートナーシップを築き、UN Womenの活動と役割について広報するとともに、講演やイベントなどを通じて政策対話を行っていきます。


UN Women日本事務所の役割

  1. 日本とUN Womenの連携強化
  2. UN Womenの活動に関する広報・アウトリーチ
  3. 日本の取組みに関するUN Womenの情報、知見を活かした啓発活動