UN Women(国連女性機関)によるイスラエルとパレスチナ自治区情勢に関する声明(2023年10月13日)

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UN Women(国連女性機関)によるイスラエルとパレスチナ自治区情勢に関する声明 全文

UN Womenは、イスラエルとパレスチナ自治区における民間人への攻撃を非難し、また、女性と少女を含む民間人に壊滅的な影響が及ぶことを非常に危惧しています。

私たちは、国連事務総長がすべての当事者に対し、民間人と民間インフラの安全を確保するよう呼びかけていることを改めて強調します。国際人道法と人権法は尊重され、支持されなければなりません。 

ガザの人道状況は、こうした敵対行為の前から悲惨でありましたが、現在深刻に悪化しています。女性と少女が不当、かつ特殊な犠牲を強いられている状況です。全土が包囲されている中、110万人にガザ北部からの即時退避を求めることは、極めて危険です。    

私たちは、国連事務総長が、最も被害を受けた人々に援助を提供するために、国連を含む人道支援機関がガザに無制限に立ち入ることができるよう呼びかけることを改めて強調します。これは、食糧、水、保護など、女性や子どもたちの切実かつ緊急なニーズに対応するために不可欠です。また、人質の即時解放を求める彼の呼びかけにも賛同します。

UN Womenは1997年以来、パレスチナの女性が社会的、経済的、政治的権利を獲得できるよう支援してきました。私たちは、支援と援助を提供するために、必要な限り現場に滞在し続けます。 

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