女性に対する暴力撤廃の国際デー

「誰一人として取り残さない 女性に対する暴力を終わらせよう」

女性に対する暴力撤廃の国際デーにおけるUN Women日本事務所の活動

日付: 2017年12月18日

UN Women が主導している国連事務総長の「UNiTE to End Violence against Women( 団結しよう。女性への暴力を終わらせるために)」の一環として、毎年11月25日(女性に対する暴力撤廃の国際デー)から12月10日(人権デー)までの16日間、女性や女児に対する暴力のない明るい未来を象徴する色、オレンジ色に染める呼びかけを行っており、今年は世界各地において「Leave No One Behind - End Violence against Women and Girls(誰一人として取り残さない−女性に対する暴力を終わらせよう)」 をテーマに、様々な活動が展開されました。

平成26年度内閣府男女共同参画局の「男女間における暴力に関する調査」によると、日本でも、交際相手からの暴力被害件数は女性の約5人に1人と、今なお多くの女性が暴力を受けている現状があります。

UN Women日本事務所のある東京都文京区では、11月25日の「女性に対する暴力撤廃の国際デー」にあわせ様々な活動が実施され、UN Women 日本事務所も文京区と協力し、啓発・周知活動を行いました。

1.オレンジ色の啓発グッズの配布

啓発グッズ配布の様子 

UN Women日本事務所が設置されている文京シビックセンター館内では、文京区内の警察署、文京区役所職員、文京区女性団体連絡会、NPO法人全国女性シェルターネットの皆様が参加し、UN Women日本事務所スタッフと協力して、女性に対する暴力撤廃のメッセージ入りのグッズの配布キャンペーンを行いました。警察のマスコットキャラであるピーポくんも配布に参加し、関係者が一人一人に話しかけメッセージを呼び掛けました。当日は、富坂警察署、本富士警察署、大塚警察署、駒込警察署の4署が協力し、犯罪被害者簡易相談会を開催しました。

2.「女性に対する暴力撤廃」関連ショートビデオの上映会

文京シビックセンター地下2階の区民ひろばにおいては、女性に対する暴力撤廃に関する国際的な動向や、UN Womenによる取り組みを紹介する啓発ビデオ、文京区の成澤区長や公益財団法人日本バスケットボール協会によるビデオメッセージを放映しました。

3.絵はがき展

 
絵はがき展の様子

女性と女児への暴力の無い明るい未来を描いた絵はがきを公募し、11月24日~27日まで、シビックセンターの地下2階区民ひろばにて展示しました。「暴力の無い世界で空に浮かぶ飛行船のように未来に夢を飛ばしましょう」や「『女のこだから』という理由で可能性を一方的に狭めてはなりません。これは社会による『見えない暴力』といえるのではないでしょうか?むろん、男の子にも同じことが言えます」といったメッセ―ジと共に、オレンジ色をテーマとした個性豊かな作品が数多く寄せられました。

4.文京シビックセンターのライトアップ

ライトアップの様子

世界中で様々な景勝地がオレンジの色でライトアップされる中、文京区の文京シビックセンターもライトアップに参加し、11月25日から12月10日(人権デー)の18時~20時まで、シビックセンター屋上の三角屋根がオレンジ色に輝きました。

5.中央大学

中央大学後楽園キャンパス Photo: 中央大学

中央大学は2010年より「国連アカデミック・インパクト」に参画しています。その一環として、2015年度よりUN WomenのHeForSheキャンペーンに賛同し、取組みを進めています。今年も中央大学(文京区・後楽園キャンパス)はオレンジキャンペーンに参加し、構内におけるキャンペーンの周知活動のほか、掲示板やライトアップなどを通じてキャンパスをオレンジ色に染める活動にご協力頂きました。

6.名古屋大学

HeForShe IMPACT 10×10×10事業においてHeForSheを主導的に推進する世界の10大学の一つに選出されている名古屋大学では、10大学共通の目標である「安全なキャンパスづくりと性暴力の撲滅」に取り組んでおり、昨年に続き、16 days of activism にご協力頂きました。その一環として、一足早く10月19日にキャンパス内での性暴力の撲滅について学生が小グループに分かれて討論し、解決策を発表するアイデアソンを開催しました。今年は、名古屋大学の学生だけでなく、同大学が主催して開催された「リーディング・フォーラム2017」に参加した全国の大学の大学院生約80名が参加し、積極的な議論が行われました。また、同参加者を対象に、デートDVに関するワークショップも開催されました。さらに、今年はIMPACT Championの10大学が各自の学内で実施するだけではなく、それぞれが他大学に声をかけ、世界中の合計100大学でアイデアソンを実施するという目標の達成に向けて、名古屋大学も、日本国内の他大学にアイデアソンの実施を呼びかけました。

7.拓殖大学

キャンパスのライトアップ Photo:拓殖大学

拓殖大学は、学生ホールでDVDを放映し女性に対する暴力撤廃の啓発を行うとともに、キャンパス内建物のライトアップ、ポスター掲示、シール・ティッシュ配布を通じ周知活動にご協力頂きました。