End Violence against Women
女性に対する暴力の撤廃に向けて
今年もジェンダーに基づく暴力撤廃に向けたグローバルなキャンペーンが、11月25日(女性に対する暴力撤廃の国際デー)から12月10日(人権デー)まで、16日間にわたって開催されます。
2022年の女性に対する暴力撤廃の国際デー(11月25日)と、16日間のUNiTE女性に対する暴力撤廃のキャンペーン"(11月25日~12月10日)のテーマは"「世界をオレンジ色に:団結しよう!女性と少女に対する暴力撤廃へ向けた行動のために」であり、これらの活動は特に脆弱な人々を支える上で必要不可欠です。
UNiTEキャンペーンは全ての人々に、女性に対する暴力撤廃運動に参加するよう呼びかけ、暴力のない明るい未来を象徴するオレンジ色を使うことで一人一人の行動が目に見えるようにしています。UN Women日本事務所は引き続き文京区と協力して啓発・周知活動を行います。
女性の3人に1人が生涯で一度は暴力を受けることがあると言われています。これはあまりにも多い数です。女性に対する暴力はあらゆる国や社会で起きています。それは、家庭・学校・道・職場・インターネット上・難民キャンプにて、また、戦争下でも、戦争のない状況下でも起こります。多くの場合、女性に対する暴力は常態化され、処罰されることはありません。
女性に対する暴力は、どこであっても、どのような形でも、誰に対するものであっても、撤廃されるべきです。持続可能な開発目標で掲げられた「誰一人として取り残さない」社会の実現には、女性に対する暴力撤廃が不可欠です。
(UN Women日本事務所と文京区は、文京シビックセンター1階・展示室1Aにて、25日10時より「女性に対する暴力撤廃の国際デー」を記念した展示を行います。)
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