女性に対する暴力の撤廃に向けて

Photo: UN Women/Deepika Nath

今年もジェンダーに基づく暴力撤廃に向けたグローバルなキャンペーンが、1125日(女性に対する暴力撤廃の国際デー)から1210日(人権デー)まで、16日間にわたって開催されます。今年は、未だかつてないジェンダーに基づく暴力に対する抗議の波が世界中に広がっています。何百万もの人々が#MeToo(私も)などのキャンペーンに賛同し、団結し、世界中の女性が日常的に受けている性的暴力や様々な形の暴力に関する大規模な告発を行いました。沈黙を破ることはジェンダーに基づく暴力の文化を変革する第一歩です。

2017年の女性に対する暴力撤廃の国際デー(11月25日)と、16日間のUNiTE女性に対する暴力撤廃のキャンペーン(11月25日—12月10日)のテーマは「誰一人として取り残さない−女性に対する暴力を終わらせよう」であり、これらの活動は特に脆弱な人々を支える上で必要不可欠です。

UNiTEキャンペーンは全ての人々に、女性に対する暴力撤廃運動に参加するよう呼びかけ、暴力のない明るい未来を象徴するオレンジ色を使うことで一人一人の行動が目に見えるようにしています。UN Women日本事務所も、一昨年、昨年に引き続き、文京区と協力して啓発・周知活動を行います。

女性の3人に1人が生涯で一度は暴力を受けることがあると言われています。これはあまりにも多い数です。女性に対する暴力はあらゆる国や社会で起きています。それは、家庭・学校・道・職場・インターネット上・難民キャンプにて、また、戦争下でも、戦争のない状況下でも起こります。多くの場合、女性に対する暴力は常態化され、処罰されることはありません。

女性に対する暴力は、どこであっても、どのような形でも、誰に対するものであっても、撤廃されるべきです。持続可能な開発目標で掲げられた「誰一人として取り残さない」の実現には、女性に対する暴力撤廃が不可欠です。 

トップ・ストーリーズ

女性に対する暴力を撤廃することは可能です。暴力の再発を予防するために被害者を支援し、 エンパワーすることで解決されるという実証も存在します。法律や政策は、加害者を処罰し、司法やサービスを提供し、不処罰をなくすための強力なツールです。女性に対する暴力を永続化させている暴力的な規範、態度、行動に対抗、防止する方法はたくさんあり、全ての人々に役割があります。

ジェンダーに基づく暴力はどこでも、誰にでも起こりえますが、問題からの影響を特に受けやすいのは、例えば女児や高齢者、レズビアン、バイセクシャル、トランスジェンダーもしくはインターセックス、移民や難民、原住民、少数民族、HIV感染者もしくは障がい者、人道的な危機にさらされている女性たちです。女性に対する暴力のサイクルを断ち切るために、世界で行われている活動をご紹介します。(リンク先英語)

抵抗する

女性に対する暴力は防ぐことができます。暴力を予防する方法は多くあります。全ての人が、暴力の防止において果たす役割があり、早期に取り組まなくてはいけません。

エンパワーする

女性や女児をエンワパーしましょう。適切なサービスを通して暴力被害者を支援することで被害者が人生を立て直し、暴力の再発を防ぐことができます。

立ち上がる

世界中で暴力被害者が声をあげ、自分たちの人生を立て直し、加害者の責任を追及し、他の人を勇気付けています。

変革する

女性の権利を守る法律を施行することで文化を変え、女性に対する暴力を許容する風潮を変えましょう。

あなたもキャンペーンに参加しませんか?

キャンペーンに参加し、一緒に世界をオレンジ色にしましょう!#orangetheworld #16days のハッシュタグと一緒に、写真やメッセージ、ビデオをfacebooktwitterに投稿しましょう。キャンペーンの詳細については、今年のAction Planを参照ください(英語)。

女性に対する暴力に関するクイズ

 

2017年 「世界をオレンジ色に(Orange the world)」企画写真集

Orange the World 2017 - Morocco - Rabat