人道支援におけるジェンダー

UN Women は戦略プランの目標4において「平和・安全及び人道支援は女性のリーダーシップ及び参加により形成される」と掲げています。人道支援に関する旗艦プログラムとして UN Women は「LEAP (Leadership, Empowerment, Access and Protection)」と呼ばれる危機対応下の女性のリーダーシップ、エンパワーメント、アクセス及び保護に関するイニシアティブと、ジェンダー不平等な危険性(Gender Inequality in Crisis-GIR)に取り組むイニシアティブを進めています。LEAP イニシアティブは、危機による影響を受けた女性と女児が救援や対応活動に参加し、リードし、またそれらの活動から恩恵を受けることを目標としています。不平等に焦点を当てているイニシアティブでは、人命や生活手段の喪失が緩和され気候変動における自然災害への地域のレジリエンスが強まることを目的としています。

日本は、このLEAPイニシアティブのチャンピオン国です。2015年から2018年には、コートジボワール共和国・中央アフリカ共和国・カメルーン共和国・コンゴ民主共和国・ナイジェリア共和国・ニジェール共和国・マリ共和国など様々な国や地域で日本による支援が行われてきました。UN Women は日本政府が 2015 年からアフリカにおける UN Women の人道支援活動に対し、財政的な貢献を続けて下さっていることに感謝しています。

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