目標9:レジリエント(強靭)なインフラを整備し、包摂的で持続可能な産業化を推進するとともに、イノベーションの拡大を図る
女性たちのニーズや権利に必要な施設やサービスを利用することができるよう、インフラの計画、建造から予算に至るまでのすべての要素にジェンダーの側面を考慮することが求められています。
研究及び開発への投資は非常に重要です。しかし、研究者の大部分はいまだに男性であり、OECD諸国の先進国においても女性研究者は全体のわずか25%です。同様に、建設業、製造業、エネルギービジネスといった分野においても女性の被雇用者はほとんどおらず、ジェンダーバランスの均衡にほど遠い状況にあります。持続可能な未来をつくるためには、工場のフロアからハイテク分野の研究室に至るまで、女性が平等な機会を持たなくてはなりません。