世界をオレンジ色に:#HearMeToo ~私の声も聞いて~
女性に対する暴力撤廃の16日間に日本で開催された活動をお知らせいたします。日付:
UN Women が主導している国連事務総長の「UNiTE to End Violence against Women( 団結しよう。女性への暴力を終わらせるために)」の一環として、毎年11月25日(女性に対する暴力撤廃の国際デー)から12月10日(人権デー)までの16日間、世界各地で女性や女児に対する暴力のない明るい未来を象徴するオレンジ色に染める呼びかけを行っています。今年のテーマ「#HearMeToo ~私の声も聞いて~」のもと、日本でも様々な活動が行われました。
「女性に対する暴力撤廃の国際デー」記念上映会
「世界をオレンジ色に」ライトアップ・展示


また、ニュージーランド大使館ではスティーブン・ペイトン大使をはじめ、大使館職員の方がオレンジ色を身に着けて写真を掲載し、呼びかけに協力していただきました。

オレンジグッズの配布
UN Women日本事務所は、文京区と協力して、オレンジ色のグッズ配布を行い、女性と女児に対する暴力撤廃を訴えました。所長も自ら配布を行う中、文京区女性団体連絡会、富坂警察署、本富士警察署、大塚警察署、駒込警察署、NPO法人全国女性シェルターネットの方々なども参加し、文京シビックセンターを訪れた人々に暴力撤廃のキャンペーンへの賛同を呼びかけました。
この他にも、各大学等において啓発品の配布が行われ、3,000を超えるグッズが大学職員や学生など皆さまの手に渡りました。
ソーシャルメディアでの活動
11月25日から12月10日の期間中、UN Women日本事務所のFacebookページやTwitterでは、様々な情報をお届けしてきました。また、様々な方がこれらの投稿をシェアして頂き、また#HearMeTooのハッシュタグを通して声を挙げていただきました。
また、先に挙げた駐日ブラジル大使館、駐日ニュージーランド大使館の他にも、駐日欧州連合代表部や駐日イタリア大使館、駐日カナダ大使館、駐日ベルギー大使館、駐日ノルウェー大使館もソーシャルメディア等でアイコンをオレンジ色に染めたり、女性に対する暴力撤廃の国際デーに関連したメッセージを発信してくださいました。
女性に対する暴力撤廃を呼びかける動画
文京区提供
女性に対する暴力撤廃の国際デーおよび女性に対する暴力撤廃の16日間にご賛同、ご協力いただきました皆さまに心より感謝申し上げます。
UN Women日本事務所では、今後も引き続き女性に対する暴力撤廃に向けて活動を行って参りますので、今後ともご高配を賜りますようお願い申し上げます。
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・2018年11月25日、女性に対する暴力撤廃の国際デーにおけるプムズィレ・ムランボ=ヌクカ国連事務次長及びUN Women事務局長からのメッセージ
・UN Women等4国連機関が共同声明「11月25日は『女性に対する暴力撤廃の国際デー』 身体的・性的暴力を経験、世界の女性の1/3以上 暴力の根本原因に取り組む長期的努力が必要」