女性に対する暴力撤廃の国際デー, 世界人権デー

世界をオレンジ色に:#HearMeToo ~私の声も聞いて~

女性に対する暴力撤廃の16日間に日本で開催された活動をお知らせいたします。

日付: 2018年12月11日

EVAW2018 Banner

UN Women が主導している国連事務総長の「UNiTE to End Violence against Women( 団結しよう。女性への暴力を終わらせるために)」の一環として、毎年1125日(女性に対する暴力撤廃の国際デー)から1210日(人権デー)までの16日間、世界各地で女性や女児に対する暴力のない明るい未来を象徴するオレンジ色に染める呼びかけを行っています。今年のテーマ#HearMeToo ~私の声も聞いて~のもと、日本でも様々な活動が行われました。

 

 

「女性に対する暴力撤廃の国際デー」記念上映会EVAW2018_Film Screening_007 

「女性に対する暴力撤廃の国際デー」記念上映会の登壇者と参加者の皆さまでオレンジ色を身に着けて写真撮影を行いました。 Photo: UN Women Japan
 
1125日に、女性に対する暴力撤廃の国際デーを記念してUN Women日本事務所とUNFPA東京事務所が共催で映画上映会が開催されました。2018年にノーベル平和賞を受賞し、性暴力被害者の治療を行うデニ・ムクウェゲ医師のドキュメンタリー映画「女を修理する男」を上映し、世界で起こっている女性に対する暴力の現状について学びました。映画上映の後、石川雅恵UN Women日本事務所長、佐藤摩利子UNFPA東京事務所長、古田大輔氏(BuzzFeed Japan創刊編集長)、有働由美子氏(フリーアナウンサー)、飯山智史氏(EMPOWER Project共同代表)が登壇してトークセッションが行われました。トークセッションでは、世界の話のみならず、日本の現状についても言及され、来場者の皆さまと一緒に、女性に対する暴力の撤廃のために一人ひとりができることは何か、について考えました。

 

「世界をオレンジ色に」ライトアップ・展示

文京シビックセンターの屋根がオレンジ色にライトアップされました。文京区提供 Photo: Bunkyo City
 
女性に対する暴力撤廃の16日間に伴い、文京シビックセンターをはじめ、日本の大学などがオレンジ色に染まりました。文京区ではUN Women日本事務所との協力で、毎年1125日を「文京オレンジデー」として活動を行っています。日本事務所がある文京シビックセンターではパネル展示も行われ、たくさんの方が足を止め、展示を見てくださいました。また、文京区の呼びかけにより、賛同した区内の大学でも、校舎をオレンジ色に染めるなど、女性に対する暴力の撤廃に向けた取り組みが行われました。

 

 TakushokuUniversity EVAW 2018
左:中央大学 後楽園キャンパスの女性に対する暴力撤廃に関する展示。 Photo: Sugita Yuki, Chuo University
右:拓殖大学は文京キャンパスA館をオレンジ色にライトアップしました。 Photo: TAKUSHOKU University Director of Public Relations Division
 
また、日本にある駐日大使館においてもオレンジ色に染める取り組みに参加していただきました。ブラジル大使館ではオレンジ色のライトアップがなされたほか、ソーシャルメディア等でもオレンジ色に染めて女性に対する暴力撤廃に協力していただきました。
ブラジル大使館がオレンジ色にライトアップされました。Photo: Brasil Embassy

 

 

また、ニュージーランド大使館ではスティーブン・ペイトン大使をはじめ、大使館職員の方がオレンジ色を身に着けて写真を掲載し、呼びかけに協力していただきました。

 

駐日ニュージーランド大使と大使館職員の皆さまが女性に対する暴力撤廃にご協力くださいました。 Photo: New Zealand Embassy

 

 

オレンジグッズの配布

UN Women日本事務所は、文京区と協力して、オレンジ色のグッズ配布を行い、女性と女児に対する暴力撤廃を訴えました。所長も自ら配布を行う中、文京区女性団体連絡会、富坂警察署、本富士警察署、大塚警察署、駒込警察署、NPO法人全国女性シェルターネットの方々なども参加し、文京シビックセンターを訪れた人々に暴力撤廃のキャンペーンへの賛同を呼びかけました。

 

オレンジグッズの配布に石川雅恵UN Women日本事務所長が参加しました。 Photo: UN Women Japan

 

この他にも、各大学等において啓発品の配布が行われ、3,000を超えるグッズが大学職員や学生など皆さまの手に渡りました。

 

  

ソーシャルメディアでの活動

1125日から1210日の期間中、UN Women日本事務所のFacebookページやTwitterでは、様々な情報をお届けしてきました。また、様々な方がこれらの投稿をシェアして頂き、また#HearMeTooのハッシュタグを通して声を挙げていただきました。

 

また、先に挙げた駐日ブラジル大使館、駐日ニュージーランド大使館の他にも、駐日欧州連合代表部や駐日イタリア大使館、駐日カナダ大使館、駐日ベルギー大使館、駐日ノルウェー大使館もソーシャルメディア等でアイコンをオレンジ色に染めたり、女性に対する暴力撤廃の国際デーに関連したメッセージを発信してくださいました。

 

  

女性に対する暴力撤廃を呼びかける動画

文京区提供

 

女性に対する暴力撤廃の国際デーおよび女性に対する暴力撤廃の16日間にご賛同、ご協力いただきました皆さまに心より感謝申し上げます。

UN Women日本事務所では、今後も引き続き女性に対する暴力撤廃に向けて活動を行って参りますので、今後ともご高配を賜りますようお願い申し上げます。


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・世界の取り組みはこちらからご覧いただけます(英語)。

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