HeforSheサミットが開催されました

日本時間の5月27日(木)23時からHeForSheサミットがオンライン上で開催されました。

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HeForSheとは、UN Women(国連女性機関)が主導する、ジェンダー平等と女性のエンパワーメントのために男性や男の子たちが声をあげ立ち上がる連帯運動です。

 

サミットでは、「男女間賃金格差の撤廃」や「男性の役割」などのテーマの下、HeForSheチャンピオンとして活躍する各国の首脳や企業の最高経営責任者、大学の学長等が、ジェンダー平等の推進へ向けた実績のある取り組みについて紹介しつつ、より効果的な解決策をめぐり議論を繰り広げました。(アジェンダはこちら
 
 
 
日本からは、HeForSheインパクトチャンピオン大学部門の名古屋大学の松尾清一総長が、「新たな文化規範の創造」と題されたパネルに登壇し、ジェンダー平等を達成するための名古屋大学の革新的な取り組みを世界に紹介しました。

 

 

こちらはサミットの参加者であり、映画「ミッション:インポッシブル」シリーズ等に出演している英国俳優、サイモン・ペッグ氏からのビデオメッセージです。
ペッグ氏はスピーチの中で、映画や広告界でのジェンダー課題や有害な「男らしさ」について言及し、「ジェンダー平等は誰にとっても良い事ですし、公共の場は全ての人にとって心地良いものでなくてはなりません。」と呼びかけています。
日本でもこのように積極的に声をあげ、発信する男性が増えていくことを期待しています。

  
 
そして、2021年にUN Womenは、政府や民間、非営利団体から世界を率いる少数精鋭のリーダーたちを集めた「HeForSheアライアンス」を新たに設立します。このアライアンスのメンバーは5年間のジェンダー平等への具体的な施策と財政的なコミットメントを表明し、大規模なジェンダー平等のための施策を実行する事が求められています。