スーダンに関するUn Women (国連女性機関)シマ・バフース事務局長の声明

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UN Womenはパートナー達とともに、スーダンで続く紛争に深い懸念を表明します。  すべての危機においてそうであるように、この紛争は確実にスーダンの女性と少女の生活に悲惨で甚大な影響を与えることになるでしょう。私たちは引き続き、スーダンの人々と連帯し、支援していきます。 

スーダンの女性の強靭さは希望の光です。平和の追求において彼女たちは不可欠な存在であり、人道支援者、ケア労働者、保護者として素晴らしい能力を発揮するでしょう。 私たちは、停戦と平和を求める彼女たちの声に耳を傾け、彼女たちの行動すべてに対して支援を提供していくと約束しなければなりません。 

性暴力やジェンダーに基づく暴力が報告されており、私たちはそれらが日に日に増加していくことを危惧しています。 UN Womenは全ての関係者に対し、女性や少女が性暴力やジェンダーに基づく暴力の被害に遭わないようにすること、そしてそのリスクを軽減するための努力を惜しまないことを求めます。 不処罰はあってはならず、全ての事例が例外なく調査され、訴追されなければなりません。 

国連事務総長は、イード・アル・フィトル*に合わせて、戦闘を直ちに停止するよう呼びかけました。 これにより、必要とされる人道支援の継続的な提供と、停戦に関する対話が可能となるでしょう。  国連事務総長は、国際法の遵守を要求しています。私は彼の呼びかけに賛同し、すべての関係者に対して平和的解決に取り組むよう求めます。 

 

*イード・アル・フィトル= イスラム教の祝日で、ラマダーンの終了を祝う大祭のこと 

 

原文はこちらより(英語)

Statement on Sudan by UN Women Executive Director Sima Bahous | UN Women – Headquarters