2022年 国際女性デー 「持続可能な明日に向けて、ジェンダー平等をいま」

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2016年に30年間で最もひどい干ばつに苦しんでいたマラウイでの干ばつ耐性豆の試験。 写真提供: CIAT/NeilPalmer 

 

気候危機と防災においてジェンダー平等を推進することは、21世紀最大の世界的課題のうちのひとつです。 気候変動と持続可能性の問題は、私たちの環境、経済、社会開発に深刻で永続的な影響を与えてきました。  これらの問題は、最も脆弱な立場に置かれ疎外されている人々に最大の影響を及ぼします。 女性は世界の貧困層の大部分を占め、気候変動の脅威に最もさらされている天然資源により依存しているため、男性よりも気候変動の影響を受けやすいことがますます認識されています。 

 

同時に、女性と女児たちは気候変動への適応・緩和のための効果的で強力なリーダーであり、変革者でもあります。 彼女たちは世界中の持続可能な取り組みに関与しており、彼女たちの参加とリーダーシップはより効果的な気候変動対策活動につながります。 

  

気候変動と持続可能性に関連する意思決定の場において、女性と女児が発言権を持ち平等な一員となるための機会や制約について引き続き検討することは、持続可能な開発とさらなるジェンダー平等のために必要不可欠です。 ジェンダー平等が今存在しないのであれば、持続可能な未来、そして平等な未来は私たちにとって手の届かないものになるでしょう。 

 

「持続可能な明日に向けて、ジェンダー平等をいま」というテーマの下、開催される国連が定めた国際女性デーに際し、2022年3月8日火曜日のNY時間午前10時から午後11時30分まで、オンラインでハイレベルイベントが開催されます(調整中)。  国連事務総長、国連総会議長、女性の地位委員会の委員長、UN Women (国連女性機関)事務局長、そしてジェンダー平等と気候変動に関わる活動家や著名人が参加する予定です。 イベントに続いて、ハイレベルパネルディスカッションと音楽演奏が行われます。 

 

2022年の国際女性デーのテーマは、第66回国連女性の地位委員会の優先テーマ「気候変動と環境、災害リスクの軽減のための政策や事業における、ジェンダー平等と女性と女児のエンパワーメントの達成」とも一致しています。 

 

国連の国際女性デー 2022に関する詳しい情報は、随時HPに更新していきます。ソーシャルメディアのハッシュタグは#IWD2022と#InternationalWomensDay #国際女性デー #持続可能な明日に向けてジェンダー平等をいま  です。 

 

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